【人】 〈DROBE 山敷守CEO〉/1.8倍成長のパーソナルスタイリングサービス(2022年6月2日・9日合併号)

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 DROBE(ドローブ、本社東京都)では、レディースファッションアパレルのパーソナルスタイリングサービス「DROBE」を提供している。20年の正式リリース以来、利用者は増え続けており、現在の会員は10万人だという。同社の22年3月期は前期比1・8倍で着地した。急拡大する同社を牽引する山敷守CEOは、「多くの人に使われ続ける価値あるサービスを作りたいと考えている」と話す。
 「ファッションが大好き」だという山敷氏。子育てにコミットして過ごす中で、「子どもと一緒に、実店舗で服のショッピングをする困難さ」など、世の母親が抱えがちな、ファッションに関する悩みを痛感したという。
 以前別の仕事に携わっていた際にも、ユーザーにライフスタイルの調査を行う中で、「女性はファッションに関するたくさんの悩みを抱えていることを知った」と話す。
 そうした課題へのソリューションとして、パーソナルスタイリングサービス「DROBE」の開発・提供を開始することになったそうだ。
 同サービスでは、スタイリストが、国内有名ブランドを中心に200ブランド以上、約15万SKUのアイテムの中から選別を行い、スタイリングを行う。

(続きは、「日本流通産業新聞」6月2日・9日合併号で)

〈プロフィール〉
山敷守(やましき・まもる)氏
 東京大学経済学部在学中に、学生向けSNSを立ち上げる。10年にディー・エヌ・エーに入社し、提携事業「Yahoo!モバゲー」でプロダクトマネージャーを務める。12年に無料通話アプリの責任者となり、事業をリリースした。その後、シンガポールや米国などを対象とした海外向け新規サービスなど、複数の事業立ち上げに従事。退社後、15年にボストン・コンサルティング・グループに入社。BCG Digital Venturesの日本拠点を立ち上げ、大手企業との新規事業開発に取り組んだ。19年4月にDROBEを設立し、代表に就任した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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