【人】 <トライ・アップ 販売責任者 工藤類氏> アルバイト経験を生かした接客

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 男性用の革靴を販売するトライ・アップ(本社東京都、工藤茂代表)の販売責任者である工藤類氏は、大学生の頃のアルバイトで培った接客ノウハウを生かし、ショールームやECサイトで丁寧な接客を提供している。セレクトショップでは、接客時に商品の魅力や素材など詳細を顧客に説明する必要があったため、アパレルのアルバイトで接客を学んだという。
 同社は18年にECサイトを開設しているが、革靴の販売には苦労しているという。サイズ感や履き心地などが分からないと、顧客は購入を決めてくれない。
 東京・浅草にショールームを構えており、事前予約制で誰でも行くことが可能になっている。
 「お店に来てくださる方には1対1で接客をすることができる。商品の魅力などをお伝えしている」(工藤氏)と話す。
 土日にショールームに来店する顧客は、平日とは違い、夫婦やカップルも多いという。紳士用の革靴だが、女性目線で商品が選ばれる機会も増えている。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月10日・17日夏季特大号で)

<プロフィール>
 1987年東京都生まれ。明治大学卒業後、11年にトライ・アップに入社。自社ブランド「WHEELROBE(ウィールローブ)」の運営を任されている。学生時代は「Ships(シップス)」などでアルバイトしており、アパレル業界で長年働いていた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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