【人】 <SEAM 石根友理恵代表>/”父の死”が事業開始のきっかけに(2022年12月8日・15日合併号)

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 食品のD2C事業を手掛けるSEAM(シーム、本社東京都)の石根友理恵代表は、父の死がきっかけとなり、低アルコール飲料専門のD2C事業を開始した。低アルコール飲料の普及を図ることで、アルコールが原因で父親を亡くし、悲しみに暮れた石根代表のような人が現れない世界を目指している。
 石根代表の父は、アルコール依存症状態だった。若い頃からアルコール飲料を常飲し、徐々に心身が弱っていき、石根代表が24歳のときに、原因不明で亡くなったという。
 訃報を受け、悲しみや虚無感を覚える一方で、アルコールが人と人との絆を強固にすることも実感していた。そこで新たにアルコールを含むが、身体に負担がかかりにくい「低アルコール飲料」の開発を決めた。

(続きは、「日本流通産業新聞」12月8日・15日合併号で)

<プロフィール>
石根友理恵(いしねゆりえ)代表
 神戸大学出身。11年、新卒でサイバーエージェントに入社。SNSマーケティングや販促事業開拓に携わる。12年、ワンオブゼムに入社。15年ワンオブゼムを退社。17年にSEAMを設立し、代表取締役に就任。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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