【人】 〈エクスプライス 稲積憲代表取締役社長〉/さらなる飛躍へ変革進める (2022年3月10日号)

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 家電ECのエクスプライス(本社東京都)が、MOA(モア)から社名を変更して1年が経過しようとしている。社内外での急激な変化が続く中、そのかじ取り役を担う稲積憲代表取締役社長は、21年6月の代表就任以降さらなる成長に向けた改革を着々と進めている。
 稲積氏は、デジタルコンテンツのサービス開発・提供やデジタル分野のアウトソーサーなどで実績を重ねた「デジタル×経営」のスペシャリストだ。17年のトランスコスモス入社後は、コールセンター事業や「Shopify(ショッピファイ)」の提供を通じてECと関りを持ってきた。
 エクスプライスへの代表就任は、共通の知人の紹介を通じ、「次の成長フェーズへのリードを担う人材」として、山口龍平前代表から打診を受けたことがきっかけだった。「可能性に満ちた非常に面白い企業」というエクスプライスへの第一印象は、就任後の業務を通じて実感へと変わっていったという。
 「ECのプレーヤーとして事業に携わることは、私自身にとっても大きな挑戦となっている」と振り返る。

(続きは、「日本流通産業新聞」3月10日号で)

〈プロフィール〉
 74年生まれ。96年に新卒で入社したリコーで営業・海外販社の経営アセスメントに携わり、ソニーで経営企画・管理業務に従事。その後、経営コンサルタントして戦略策定や経営再建に携わる。NHN Japan(現LINE)に転じ同社の会社分割後、14年にNHN PlayArt(現NHN Japan)の代表取締役社長就任。17年にトランスコスモス入社。取締役専務執行役員としてデジタルマーケティング・EC・コンタクトセンター事業の統括を担う。21年6月、エクスプライスの代表取締役社長に就任。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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