【ニュースの深層】□□64<中小機構、越境ECの勉強会開催>イベントや補助金で支援

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勉強会は約370人が参加し満席に

勉強会は約370人が参加し満席に

 中小企業基盤整備機構(中小機構、本部東京都、高田坦史理事長)は5月30日、都内で参加無料の「越境EC勉強会」を開催した。今回を皮切りに7月1日まで、全国10都市で同様の勉強会を開催していく。「越境EC勉強会」は「中小企業越境ECマーケティング支援事業」の一環。中小機構は今後、越境ECイベントにおける支援会社とのマッチングや、必要経費の補助などの支援事業も行う計画だという。

中小機構は5月30日から、全国の主要都市10カ所にて参加無料の「越境EC勉強会」を開催している。各都市にて「基礎知識編」「実行・計画編」の講座を2回ずつ行う。
 5月30日に都内で開催された「基礎知識編」の勉強会には約370人が参加、満席となった。東京会場の「実行・計画編」は6月27日に開催する。こちらもすでに申し込み多数のため、受け付けを終了している。他会場の勉強会もおおむね満席となっている。
 勉強会は、越境ECの普及促進を目的とした「中小企業越境ECマーケティング事業」の皮切りとなるイベント。 
 中小機構は7~8月、越境ECにおけるビジネスマッチングイベント「越境ECフェス」を東京・大阪・福岡で開催する予定だ。同イベントは昨年も実施。イベントを通して中小企業と越境EC支援会社を引き合わせるのが狙いだという。
 今年は勉強会に参加した事業者をイベントに誘導する。越境ECに対する知識を深めた事業者が支援サービスを探せる場を提供することにより、越境EC参入への後押しをする。


(続きは、「日本流通産業新聞」6月9日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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