【ニュースの深層】□□188 <東京都> 高齢者相談の傾向発表/通販はネット・SNS広告、訪販は住宅設備に注意(2026年2月12日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 60歳以上の高齢者の相談が全体の3割を超える状況が例年続いていることから、東京都はこのほど、都内の消費生活センターに寄せられた高齢者相談の特徴と傾向について発表した。通販・ECではSNS広告をきっかけにした定期購入のトラブルが目立つほか、偽サイトから購入したトラブルもある。訪問販売では、在宅率の高い高齢者を狙った住宅設備関連の相談が増加。特に年齢層の高い世代からの相談が多く、家族など第三者からの相談が目立つ。都は都内における60歳以上の高齢者人口の増加率よりも相談件数の増加率が上回っているとした上で、高齢者が狙われやすくなっていると指摘した。

【通販・EC】SNS広告から/サブスクトラブル

 60歳以上の「高齢者」の相談件数が増えている。24年度の相談件数は4万7182件で、前年度より8.5%増だった。25年度上半期(25年4―9月)の相談件数は2万5545件で、前年同期比9.6%増だった。
 「通信販売」はSNS広告から、契約内容を確認せずに定期購入を契約するトラブルに歯止めがかかっていない。東京都消費生活総合センターの高村淳子相談課長は「通販に引っかかっているというケースが多い」と分析。通販に慣れていない人がトラブルに巻き込まれており、相談全体では35.1%、高齢者全体では35.6%を占める。年代別にみると、スマホの利用の高い60代が46.2%、70代で37.8%と相談全体を上回り、80歳以上は20.1%と相談全体より低かった。

(続きは、「日本流通産業新聞」 2月12日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

ニュースの深層 連載記事
List

Page Topへ