【こだわり商品開発】 ロックビル〈「DR.VAPE」が大ヒット〉/継続利用者7万人の次世代タバコ

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「DR.VAPE Model 2」

 ロックビル(本社東京都、山本泰大代表、(電)0570―038―300)が17年に発売した「DR.VAPE」は、ニコチン0、タール0、嫌な臭い0の次世代タバコとして、大ヒット商品となっている。定期購入の利用者は現在7万人を超え、専用カートリッジの販売数は累計800万本を突破したという。
 同商品の使用に当たっては、本体に付属のカートリッジをつけ、加熱式タバコのように吸引する。ニコチンやタールは含まないが、タバコに近い吸いごたえとおいしさを感じることができるという。カートリッジは1本で600回の吸引が可能。価格は2本入りが税込1650円となっている。一般的な紙巻きタバコに比べると、2~3割安い価格設定だという。
 19年の楽天市場のホビーランキングでは、同商品の本体とカートリッジが1位・2位を独占することが多かったという。20年5月に新モデルを発売したため、販売数が分散したが、それでもランキングでは常に上位の商品となっている。
 女性客を取り込んだこともヒットの要因の一つだという。現在は、購入者の45%を女性が占めている。開発を担当する岡村太郎社長執行役員は、「タバコの代替品としての側面もあるが、それだけでなく、コーヒーやガムのように、一息つくための商品として開発を行った」と話す。
 現在販売しているカートリッジは6種類。タバコに近いメンソールなどの3種類に加えて、アップル、マスカット、バニラの3種類も販売している。「新たな習慣」を作り出すことにより、タバコやガム、お菓子の代わりとなる商品を目指しているという。
 インスタグラムなどのSNSを使用した販促を展開している。地方では、CM放送も行っているという。現在は地方ごとの放送状況と販売数の推移をにらみながら、CMの効果を見定めている状態だという。今後は放送地域を広げていくとしている。
 本体はマイクロUSBでの充電が可能。充電しながら吸引することもできる。本体は税込5500円となっている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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