【受賞店に聞く】 〈カラーミーショップ大賞2019 大賞〉書遊オンライン/4年前からEC強化、売上は4~5倍

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Web・デザインチームの井上英敏チームリーダー

 日本製墨書遊(本社奈良県、坂倉卓也社長)が運営する書道用品のECサイト「書遊Online(オンライン)」は今年9月、GMOペパボが提供するカートASP「カラーミーショップ」の利用店舗の中から優秀店を表彰する、「カラーミーショップ大賞2019」の「大賞」を受賞した。書道への親しみやすさと商品の探しやすさを両立。EC事業を強化し始めた4年前から、売上高を4~5倍に拡大している。
 「書遊オンライン」は、筆や墨、紙、硯などの書道用品で国内トップクラスの品ぞろえを誇るECサイト。昨年、「カラーミーショップ大賞2018」の「優秀賞」を初めて受賞し、今年「大賞」を獲得した。
 「4年前からECに力を入れ始め、当時からは売り上げが全体的に4~5倍伸びた。『書くを楽しむ』というテーマのもと、書道用品を売るだけではなく、実店舗でワークショップを開催したりしてエンターテインメントを提供している」(Web・デザインチーム・井上英敏チームリーダー)と話す。
 以前は実店舗運営の片手間にECサイトを運営していたが、4年前にWeb・デザインチームを立ち上げてECサイトの運営を本格化した。現在、同チームのメンバーは5人にまで増えている。
 ECサイトのロゴを書家に書いてもらったり、余白を意識した見やすいデザインを心掛けている。実店舗は60代以上が主要顧客だが、ECサイトは35~45歳の女性が主要顧客だという。
 「コンテンツに力を入れている。墨のすり方や筆の洗い方など、教室では意外と教えてくれない必要なことを解説している。問い合わせの電話などで聞かれたことを参考にして、お客さまが知りたいことや分からないことを伝えられるようにしたい」(同)と話す。
 奈良にある実店舗には外国人の顧客も来店するという。今後はECサイトでも海外販売を見据えていきたいとしている。
 「書道の愛好家の人口は減少傾向にあるが、海外で書道を楽しむ人は増えている。海外のお客さまにも販売できるようにしたい。『カラーミーショップ』ではアプリで越境ECの機能も追加できる。今後、そういったサービスの導入を検討したい」(同)と展望を語る。


【データ】 
■販売チャネル「自社サイト」
■導入システム「カラーミーショップ(ECサイト構築)」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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