【受賞店に聞く】 〈ヤフーベストストアアワード2018 フィギュア部門3位〉PROJECT1・6/”入手しにくい”も売れる条件

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赤司竜彦社長

 ホビー商材メーカーのメディコム・トイ(本社東京都、赤司竜彦社長)が運営するECサイト「PROJECT 1・6」は3月、「ヤフーベストストアアワード2018」のフィギュア部門第3位を受賞した。自社コンテンツ「BE@RBRICK(ベアブリック)」をはじめとした商品の抽選販売を実施。"手に入りにくさ"を演出している。赤司社長は「買いやすさだけが売れる条件ではない」と話す。
 「ベアブリック」のフィギュアやアパレル・雑貨、その他ソフトビニールのフィギュアを取り扱っている。「ヤフーショッピング」や「楽天市場」で運営する店舗では、フィギュアや雑貨の抽選販売を実施。限定感を好む顧客の購買意欲を刺激している。
 メディコム・トイは「マスに向けた商材もあれば、コアに向けた商材もある。コア向けの雑貨などであまり数を生産しないが、売れそうだという商品は抽選販売するケースが多い」(同)と説明する。
 EC売上高は増収傾向にある。
 19年3月期の売上高は約50億円となる見通しで、そのうちEC売上高は20%前後。ECにおける主要顧客層は25〜35歳で、男性が約7割を占める。
 商品企画力の高さも成長を後押ししている。1年で発売するアイテムは1200SKU。「ゾゾタウン」といった他のモールサイトを含めると、取扱品目は2000〜3000アイテムとなっている。
 発売商品の中には、あえて事前に発売を告知しない商品もある。企業側の情報より、ユーザーがSNSなどで拡散する情報が、より発信力があると考えているからだ。
 「1商品の開発にかかる期間は6カ月から1年。常に2000程度の案件を抱えている。各案件について細かいジャッジをしながら商品をセルアウトしている。メガヒットコンテンツを商品化するだけではなく、独自性・特殊性がある商品を作れるかがテーマ」(同)と説明する。


【データ】 ■販売チャネル「自社サイト」「楽天市場」「ヤフーショッピング」「ZOZOTOWN」■導入システム「自社システム」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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