【受賞店に聞く】 〈ヤフーショッピング ベストストアアワード2018 腕時計部門2位〉GINZA RASIN ヤフー店/サイト流入経路や他店舗を分析

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田中拓郎システムマネジャー

 ブランド腕時計の販売・買い取り事業を手掛ける羅針(本社東京都、穴井孝美社長)は、「ヤフーショッピング」で「GINZA RASIN ヤフー店」を運営している。16年から3年連続でヤフーショッピングベストストアアワード腕時計部門のトップ3にランクイン。ユーザーのECサイト流入経路や他店舗の動向を徹底的に分析し、サイトの運営を行っている。
 ECサイトの顧客属性は男女比率が約7対3。モールによって比率は変動し、「ヤフーショッピング」や「楽天市場」の場合、男性比率は約8割になる。年齢層は30~50代が多い。ECサイト全体の売り上げ伸び率は昨対比40~50%増だった。
 「ヤフーショッピング」では、他店舗が運営するサイトの動向を分析している。「ベストストアの受賞店舗の中から20社ほどピックアップし、サイトの内容を見ている」(田中拓郎システムマネジャー)。クリックを押すのに有効なバナーの位置、商品の訴求方法、広告の展開方法などをチェックし、自社サイト構築の参考にしている。
 ヤフー店を訪れるユーザーの4割が、「ヤフーショッピング」トップページの検索からの流入となる。「広告を打って流入を増やすこともできるが、ヤフーへのロイヤルティーを考慮すると広告費用を大きく割けない。検索で自社商品を露出させることが大切だと思っている」(同)と語る。
 「ヤフーショッピング」内で商品露出を増やして他店舗との差別化を図るため、モール内での売上高、売上件数、商品ごとのクリック率などの数値を重視。ヤフーが評価する各数値および店舗のスコアを高めている。
 そのため、モール側が企画するポイントやクーポンなどを使った販促イベントには積極的に参加。参加することで売上高は通常より大きく伸びるという。
 今後の目標は、ECサイトと実店舗全体で売上高100億円を目指す。「100億円達成までのプロセスが大切。ブランド腕時計の市場は伸びているが、市場が収縮したときにも応対できるよう、自社のブランディングを強化していきたい」(同)と言う。


【データ】 ■販売チャネル「自社サイト」「ヤフーショッピング」「楽天市場」「アマゾン」「ヤフオク!」■導入システム「shopserve(ECサイト構築)」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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