【EC注目株!】第54回〈エスケーホーム〉 住宅メーカーのネット会員受注70%目指す/四季報は「来期も堅調」示唆、下値拾いで中期構えが賢明

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千葉明氏

エスケーホーム(1431、6月期)は、熊本県・福岡県を地盤とする注文住宅メーカー。昨年8月に福岡証券取引所に上場した。同社の営業戦略が興味深い。住宅メーカーに付き物の常設展示場を持たない。「住宅見学会」「ネットツール」を営業施策の両輪としている。
 同社のIR担当者はその理由を、「展示場は通常5年前後をめどに建て直します。日頃の管理にも相応の資金が必要です。そうした費用を還元することでお客さまには設計事務所並みの自由度が高い、いわばテーラーメードの住宅を提供しようという考えからです」と説明する。
 営業ツールとしてHPに「インターネット展示場」が開設されたのは2001年。複数の住宅プランが掲載され、顧客予備軍は希望する仕様を選択し「見積額」も確認できるというもので、住宅見学会情報も確認できた。こうしてスタートしたネットツールがいまでは、「くまもと平屋ナビ」「e土地ネット」「断熱材比較.com」など複数のサイトが開設されるに至っている。
 前6月期の「10・4%の増収、22%の営業増益、61・3%の最終増益」に続き、今期も「4・9%増収、46・5%営業増益、5・7%最終増益」と増収増益計画で船出した。だが気になるのは収益に対するネットツールの寄与率だ。

(続きは日本ネット経済新聞 2月11日号で)

〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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