【EC注目株!】第123回〈自重堂〉 業績回復基調に。ネット通販も本格化/中間期の出方次第も時価予想PER11倍と割安水準

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 自重堂(3597、6月期)は、ワーキングウエア大手。ここ数年来、「切歯扼腕」の収益動向を余儀なくされてきたが、ようやく回復基調気味。前期の「1.6%増収、4.0%営業減益」に対し、今期は「6.6%の増収(185億円)、3.3%の営業増益(30億円)」計画で立ち上がった。
 ブランド数は計6。主軸のいわゆる作業着主体の「ジチョウドウ」。次世代ウエアをうたったファッション性も備えたカジュワルワークウエア「ジャウイン」。看護・介護職など、さまざまな職場にフィットするウエア「ジィードラゴン」。低価格が売りの「ミスタージック」。ロングセラーワークウエアを前面に押し出した「トモエサクラ」。
 そして最新ブランドは、「空調服 TM:左右の腰の辺りに2基の小型ファンが取り付けられている。ファンにより服の中に外気を取り込むことで汗を蒸発させ、気化熱で身体を冷やす」。

(続きは、「日本ネット経済新聞」12月20日・27日 合併号で)


〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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