【EC注目株】第47回 トラスト /中古車の海外輸出で起業 商圏は世界150地域・国に及ぶ/純益進歩率も上々ROE13%の高水準企業株

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中古車の海外輸出で起業したトラスト(3347)がネット通販を開始したのは、1996年。IR担当者の言葉を借りれば、「ウィンドウズ95の普及に背中を押された」。「商機拡大のチャンス」と時流を捉えたということだろう。
 現在、商圏は世界150の地域・国に及んでいる。
 同社の強みは、オークションを中心(約8割)に仕入れた中古車を「整備・保管・ネット販売・通関手続き・送付手配」まで一気通貫で行っている点といえる。ちなみに現時点でストックヤード(保管場所)は、名古屋・神戸・木更津の船積み港湾近くの3カ所。1800台余の管理が可能な体制になっている。
 顧客は各国の中古車販売業者が約2割。8割が個人。国・地域によってはパソコンの普及具合に差異があるが、「日本流に言えば〝ネットカフェ〟といった場所からの注文も少なくない」(IR担当)という。

(続きは日本ネット経済新聞 10月22日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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