【EC注目株!】第113回〈小林製薬〉 今期で20期連続の増配計画の優良企業/今年初来高値1万250円まで50%超急伸も拾い場は慎重に

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 「あったらいいな、をカタチにする」がうたい文句の小林製薬(4967、12月期)は、「家庭用品の製販が主軸。芳香消臭剤首位。医薬品や健康食品のニッチ商品開発で定評」とされる。
 今期で20期連続の増配計画の優良企業。財務面でも2017年9月末現在で「自己資本比率71.8%」「有利子負債の670倍の内部留保、実質無借金企業」、かつ本稿作成中の時価ベースのROEは11%強。
 今期も「4.0%増収、3.4%営業増益、7.2%の最終増益(史上最高益更新)、2円増配の60円配」計画で立ち上がった。同社のIR活動は、言葉を選ばずに言えば「大本営発表」型。媒体別の取材に対してはやんわりと、それなりの理屈で「ご辞退させていただきます」が大方。だからというわけではあるまいが、某大手新聞の経済記者は同社の今期計画を「想定範囲の最も低いゾーンの水準を打ち出し、上振れて着地するのが好きな会社」と評した。

(続きは、「日本ネット経済新聞」8月9日・16日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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