【EC注目株!】第144回〈山喜〉 年間1200万枚のシャツを販売。国内シェア2割を誇る/時価210円台水準。時価拾い、中期構えが賢策

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 紳士用ドレスシャツで最大手・カジュアルシャツで大手の山喜(3598)の原点は、初代社長の宮本雅史氏が大阪でシャツの製販を始めた1946年にさかのぼる。そして今日、年間に1200万枚以上のシャツを販売。国内シェア2割を誇っている。
 主要ブランドの詳細はHPに譲るが、国内外のライセンスブランド・自社ブランドと多種多様。前者では「LANVIN(1888年創立フランスのクチュールメゾンブランド)」「CHOYA SHIRT FACTORY(日清紡の超安定生地アポロコットを使用)」。後者では「LORDSON(綿100%の形態安定生地でスタイリッシュデザインが特長)」「SMC(綿ポリ混生地の形態安定シャツ)」など。
 IR担当者は、「当社では、販路・価格帯・趣向別に数多くのブランドを手掛けている」とする。銀座に構えている旗艦店では屋号と同じ「スタイルワークス」ブランドを主に取り扱っており、「国内縫製とエッジの効いたデザインが売り」(IR担当者)だと言う。
 そんな山喜は目下、ECの強化を公にしている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」1月16日号で)

〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

EC注目株! 連載記事
List

Page Topへ