【EC注目株!】第52回〈ぐるなび〉 飲食店とITを融合し情報発信の場を提供/3000円台移行を視野に押し目買いが賢明

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千葉明氏

飲食店情報のネット配信で先駆したぐるなび(2440)の立ち上げの契機は、現会長の滝久雄氏の「メディアを作り上げたい」という強い思いが原点だ。大手企業を経て、滝氏はNKB(鉄道広告会社)を興した厳父急逝後、継承。これを機に駅広告に着目し徹底研究した。
 「一日に何百・何千・何万という人が行き交う駅は、情報伝達のメディアとして機能させられるはず」と確信、駅の広告看板の大型化・モジュール化・ネットワーク化に注力し成功。大手企業がキャンペーン広告の場とし、積極的に活用するに至った。
 同時に、「IT化時代の到来が近い。時代を先取りすべき」と感じ取った滝氏は、NKBの1部門として「飲食店検索サイトぐるなび」サービスを開始(2002年2月、独立企業に)。なぜ飲食店と(IT)メディアを結び付けたのか。IR担当者は「飲食店と一口に言っても約50万店のほとんどが小規模。店の情報を発信する手だてがなく、頭を痛めているのが現実。滝は”情報発信の場”を提供しようと考えた。これが当社の原点です」と代弁した。
 16年3月期第2四半期末の会員数は5万3628店。閲覧ユーザー数は月間5200万人超。課金システムは二通りある。基本加盟プラン(メニュー・店内情報を掲載&ネット予約可)の掲載料は年12万円。基本加盟機能に加え、集客力を高めるツールを利用する販売支援プランは、年間60万円から(コンサル担当の営業職員がつく)となっている。

(続きは日本ネット経済新聞 1月14日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


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