【EC注目株!】第127回〈キャリアインデックス〉 「労働力不足」という時代のフォローの風受け【快調】/中長期構えで昨年来高値2186円回復待ちたい

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 複数の求人ポータルサイトを一括して検索できるサイトを運営する、キャリアインデックス(6538)は目下、「労働力不足↑↓労働力の流動化」という時代の強いフォローの風を受けている。総務省の2017年度の労働力調査速報によると、パート・アルバイトの労働人口は約1414万人。前年度に比べ約11万人増えている。
 サイトは「CAREER INDEX(キャリアインデックス)」「Lacotto(ラコット)」「Fashion HR(ファッションエイチアール)」。
 キャリアインデックスには、大手求人サイトとハローワークの求人情報を合わせ、70余万件が掲載されている。ラコットは、アルバイト・派遣の情報サイト。ファッションエイチアールは、ファッション・アパレル業界の転職求人サイトだ。
 同社に「フォローの風を」としたのは、同業者との間で主体的な提携関係を結ぶ立場に至っている点も含んだためである。18年8月にはアルバイト・派遣情報のワークゲートと提携していることなどが、その好例。ラコットへの注目度、ラコットを介しての成約率の高さがその背景にある。こうした動向は、キャリアインデックスにとってもまさに好都合。成約型報酬体系をとっているからだ。

(続きは、「日本ネット経済新聞」3月7日号で)

〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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