【EC注目株!】第122回〈ファーストリテイリング〉 「ECに本腰」 今期もEC売上高30%以上の増収に/時価は5万9000円出入り。押し目買い姿勢が賢明

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 ファーストリテイリング(9983、8月期、以下ファストリ)がECに進出したのは2000年。同年8月期決算発表時の添付資料に、「インターネット通販による通信販売の売り上げにおいても、カタログ通販同様に軌道に乗せるべく努力してまいります」と記されているが、その後の決算で「ネット通販の売り上げが云々」といった記述はほとんど見受けられなかった。
 存在感を強めていると実感したのは昨年11月23日のことだった。ユニクロ創業30周年を記念し、弟分のジーユーと、27日まで店頭・ネット通販双方で「創業感謝セール」を行った。23日初日早々にサイトへのつながりが悪くなり、午後6時にはダウンしてしまった。想定以上のアクセスの集中が原因。翌日11時ごろには復旧したが、つながりづらい状況が残った。23日・24日の謝恩商品の販売を27日まで続ける措置が執られた。
 そして「ECに本腰」を改めて痛感したのは前8月期決算。「14,4%の増収、33,9%の営業増益、90円増配440円配」と、好調な決算の中で目を引いたのは、「海外ユニクロ」の売上高が8963億円と初めて国内のユニクロの売上高(8647億円)を上回った点。

(続きは、「日本ネット経済業新聞」12月6日号で)


〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


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