【EC注目株!】第84回 まんだらけ/多様なネットサイトでサブカル市場をけん引

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”長期構えで昨年来高値753円をじっと持つのも一法”

 漫画専門の古書店で最大手のまんだらけ(2652、9月期)がネット通販に進出したのは、20世紀末。契機は海外への進出志向。米国・中国・イタリアに実店舗を構えた。相応に売れた。が税金・輸送費をはじめ販管費が重く、利益的には期待外れだった。古川益蔵社長は「ちょうどそのころインターネットが頭角を現したことから、通販に徐々に切り替えていきました」とする。
 ネットサイトは多様な機能を有している。いわゆる「通販サイト」や「購入サイト」。そして日々商品を出品する「毎日オークション」。隔月に行われる「大オークション」。まんだらけZENBUというオークション用のカタログが隔月で発行され、「まんだらけの商品の中でも選りすぐられた品が出品される」。
 さらには購入後に一切手を加えていない品を1円からオークションにかける「都市鉱山」。そして内外から購入した30~40年前に作られた「コレクタブル製品」の販売といった具合だ。
(続きは、「日本ネット経済新聞」5月11日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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