【EC注目株!】第99回 テンポスホールディングス/中古厨房リサイクル販売で独壇場。EC部門、順調推移/時価2000円台終盤も、得損計上。様子見賢明

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 テンポスホールディングス(2751、4月期)は、中古厨房品のリサイクル販売で独壇場。PB商品も取り扱っている。さらにはステーキの「あさくま」など飲食業も展開している。
 そんな同社がECに進出したのは2004年のこと。M&Aでグループ企業にした(現在の、テンパスコム)を介して乗り出した。いわゆる「ネットバブル」崩壊後だが、広報担当者は、「これからはインターネットの時代になるという認識が、全ての入り口でした」と振り返る。
 EC部門は順調な伸びを示している。例えば前4月期の(連結)総売上高274億6900万円に対し、テンポスドットコムによる売上高は6%近く(15億5000万円)に達している。ECに対する姿勢・方針については、「単に物販を増やしていくだけでなく、飲食業界のグーグルになるという方針で取り組んでいます」(広報担当者)と、高い目標を掲げて臨んでいる。

(続きは、「日本ネット経済新聞」12月21日・28日合併号で)



【EC注目株!】プロフィール
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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