【成長ショップ物語】 〈スワロースポーツ〉/社員教育で経常率3%を維持

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社員教育について語る矢野正弘社長

社員教育について語る矢野正弘社長

 野球用品のネット販売を手掛けるスワロースポーツ(本社東京都、矢野正弘社長)は、社員教育を重視している。会社経営を学べるマネジメントゲーム(MG)研修を毎年3~4回、社員向けに実施。研修が利益確保の価格設定につながり、売上高経常利益率3%を7年間維持しながら成長している。18年8月期の通販売上高は、前期比17%増の14億6446万円だった。
 MG研修は各参加者が社長となり、2日間で5期分の会社経営を体験するビジネスゲーム。矢野社長は「初めてのMGが、あまりにリアルだった。MGで会社が倒産したら、現実でも会社をつぶすと思った」と社員向けにMGを始めたきっかけを語る。
 初めから売上高の目標を設定することはない。経常利益の目標を定め、そこから逆算して販売計画を立てている。社員は、経常利益、当期純利益、特別損失などを意識しながら価格設定や販促企画を計画している。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月8日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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