【成長ショップ物語】 〈「HANA―BI Online」〉/SNSを活用しブランド認知

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小山啓太氏(写真左)、田形優氏

小山啓太氏(写真左)、田形優氏

 レディースアパレル商品の企画・製造・販売を手掛ける玉屋(本社大阪府、竹田篤史社長)の19年2月期のEC売上高は、前期比4.0%増の12億5000万円だった。今期は新たにEC限定の新ブランドを発売。インスタグラムをはじめとしたSNSを活用し、認知度向上と売り上げの拡大に向けた取り組みを進めている。
 19年3月、EC限定ブランド「Merd’ete(メルディティ)」を立ち上げた。ワンピースを主軸とした商品展開で、30~40代をターゲットにしている。商品コンセプトとして、ゆるさ・リラックス感の中に女性らしいシルエットを持たせている。
 「現在はECがメインの販路になるが、実店舗も売り上げを上げる一つのツールだと考えている。実商品を見て触ってもらわないと伝わらないこともあり、ポップアップストアの展開も狙っている」(MISCH MASCH/Merd’ete課Md Merchandiser兼仕入生産課・小山啓太氏)。顧客の反響を見つつ、実店舗での販売も視野に入れている。
 ブランド認知に関しては、インスタグラムを活用し「ギフティング」を行う。ブランドイメージに合うユーザーを選定し、商品を進呈する。
 販路としてはファッションECモール「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」経由の売り上げが多く、EC売上高全体のうち約4割を占める。

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月5日号で)

【データ】 
■販売チャネル「自社サイト」「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」「マガシーク」「ファッションウォーカー」「楽天ブランドアベニュー」
■導入システム「ダイアモンドヘッド」(在庫連携・一元管理システム)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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