【EC向けサービス導入事例】第72回〈ブログマーケティング支援プラットフォーム「モニプラファンブログ」〉/導入サイト「BATHオンラインショップ」/座談会でインフルエンサー獲得

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「BATHオンラインショップ」の座談会特別サイト

「BATHオンラインショップ」の座談会特別サイト

婦人靴などの製造と販売を手掛けるバス・コーポレーション(本社兵庫県、小川泰弘社長)は、ブログマーケティングに取り組むことでECの売り上げを伸ばしている。商品モニターや新商品体験会など、ユーザー参加型のイベントを約4年間で100回以上開催。イベントの様子を特設サイトで紹介したり、参加者にブログで拡散してもらったりすることで、ブランドの認知度向上を図っている。
 バス・コーポレーションは1969年の設立。洗える靴や軽量で歩きやすい靴など機能性の高い靴のメーカーとして知られている。
 従来は百貨店など店舗販売が中心だったが近年はECにも力を注いできた。本店サイト「BATHオンラインショップ」を中心に、ECの売上比率は約10%まで高まっているという。
 EC事業における取り組みの一つがユーザー参加型のマーケティングだ。
 商品モニターを随時募集しているほか、新商品シーズンの春と秋には試着会を開催。消費者参加型の座談会を開き、その場で出た意見を生かして新商品を開発したこともある。
 14年秋からはECサイトなどに使用する商品の撮影会も不定期で開催。主婦や学生など一般消費者がイメージモデルを務めている。
 座談会や撮影会などの参加者はブログを使ってイベントを紹介。イベントに参加したことで商品のファンになり、インフルエンサーとして自発的に情報を拡散することも多いという。
 インフルエンサーのブログや、イベントを紹介する特設サイトなどを経由したECの受注件数は2年間で1000件を超えた。
 同社の靴は機能性で差別化しているため、画像だけでは商品の魅力が伝わりにくい。素材や履き心地を体験してもらい、口コミで拡散してもらうマーケティングが有効なようだ。

(続きは日本ネット経済新聞 12月24日・31日の合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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