【EC向けサービス事例】第43回 受注管理システム「助ネコ」/導入サイト 食酢EC「三井酢店本店」/受注発送の効率化と細やかな接客を実現

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通販事業部常務・三井克己氏

通販事業部常務・三井克己氏

 食酢や各種調味料を製造販売する三井酢店(本社愛知県、三井哲司社長)は09年5月、アクアリーフ(本社神奈川県、長谷川智史社長)が提供するECサイトの受注管理システム「助ネコ」を導入した。
 「助ネコ」は、複数のモール、自社ショップ、実店舗の注文がまとめて管理できるシステム。業務の効率化と細やかな接客、使いやすさを強みとしている。
 三井酢店は、食酢などを販売するECサイト「三井酢店本店」を運営している。自社サイトのほか、楽天市場にも出店している。「季節により売り上げの増減幅が大きく、人員を増やすのは難しい」(三井克己通販事業部常務)ため、「助ネコ」導入以前は受注や発送作業の負担に悩まされていた。
 電話、FAXでの注文にも対応。受注確認、受注メール、出荷、発送メールなどを手作業で行っていたため、「作業が深夜まで及ぶことも多かった」(同)という。受注発送業務を効率化し、スタッフの負担を軽減したいと考えていた。
 顧客への細やかな対応を実現したいという考えもあった。「作業量増加の問題に加えてギフト需要が多く、商品・サービスに気を遣う顧客が多い。そういった顧客に当社の対応に安心感を持ってもらいたかった。のし、包装に対する細やかな対応も行いたかった」(同)と話す。
 顧客とのメールは注文にもとづいて「助ネコ」内で管理するため、顧客の依頼に迅速に対応できる。

(続きは日本ネット経済新聞 10月8日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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