【EC向けサービス事例】第143回 「ワールドショッピングビズ チェックアウト」/導入サイト 「CLASKA ONLINE SHOP」/転送ツール導入で海外注文が増加

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英語表記に対応した「クラスカ」の商品ページ

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 雑貨などを販売するコンシーズ(本社東京都、木野村尚孝社長)の、自社ECサイト「CLASKA ONLINE SHOP(クラスカオンラインショップ)」は9月1日、海外顧客の注文にスムーズに対応できるよう、多言語対応の海外転送ツールを導入した。それまでは海外からの注文に個別に対応していたが、導入後は国内と同様の対応ができるようになった。海外からの注文数も増加しているという。
 同社が導入したのは、ジグザグ(本社東京都、仲里一義社長)が提供している、海外転送サービス「ワールドショッピングビズ チェックアウト」。国内の自社ECサイトを、英語や中国語などの多言語に対応させることができる。さらに海外顧客への発送から再梱包までを請け負うことができる。
 コンシーズは、食器やベビー用品などをECサイトで販売しており、レザーブランド「BANK(バンク)」シリーズも人気だ。雑貨の販売だけでなく、ホテルの運営事業も行っており、ホテルに併設された店舗の利用客が、帰宅後にECサイトを利用して商品を購入することもあるという。

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月26日号で)


導入事例 システム概要:
 低コストで導入が可能な多言語対応の海外転送ツール。国内向けECサイトのプログラミングの際に、タグを一行埋め込むだけで、ECサイトを、英語や中国語など4カ国語に対応させることができる。ジグザグが海外からの注文を受け付け、国内の倉庫に保管した後、再梱包や海外への発送を行う。導入コストは税別3万円。導入後のランニングコストとして、年間同2万円が別途掛かる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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