【EC向けサービス事例】第122回 コスモベリーズ「ボランタリーチェーン」/導入サイト「家電ショップムツワ」/チェーン加盟で商品供給も安定化

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「家電ショップムツワ」のサイト画面

「家電ショップムツワ」のサイト画面

 睦和商会(本社北海道、酒井隆夫社長)は08年から、家電などを販売するECサイト「家電ショップムツワ」を運営している。ヤマダ電機の子会社、コスモスベリーズ(本社愛知県)が運営するボランタリーチェーンに加盟することで、安定した商品供給を受けている。
 EC事業は、ヤフーオークションからスタートし、月100万円の取引から始めた。不動産経営と並行して展開してきたが、徐々に取引額が増えたため、ECサイトの本格的な運営に切り替えた。現在は楽天市場やヤフーショッピング、Qoo10などに出店しており、楽天市場の売り上げが最も大きいという。
 16年5月期における売上高は4億円だった。取り扱い商品の9割が家電で、中でも白物家電が主力となっている。
 サイト内の検索機能を充実させている。商品の型番が分からないユーザーがサイトに訪れても、欲しい商品がすぐに見つかるようなサイト作りを心掛ける。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月6日号で)

《システム概要》
 ヤマダ電機の100%子会社でボランタリーチェーンを展開するコスモスベリーズ(本社愛知県、牧野達社長、(電)052―774―1177)は、月1万円の加盟料で家電製品を仕入れることができる仕組みを提供。仕入れコストの削減や幅広いジャンルの品ぞろえをサポートする。
 店舗から直接仕入れることができるヤマダ電機の店舗「テックランド」との「直取引」を利用することで、急な仕入れにも対応できる。大型家電の場合は、配送から取り付けまで対応している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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