【強い通販化粧品会社になるために~基礎講座Q&A】◇121◇ 会員情報誌発行したいが、コスト面と制作ノウハウに不安(2026年1月1日号)

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【Q】

 現場の担当者からは会員情報誌を発行してほしいと言われています。また、コールセンターへの電話で、お客さまから要望されることもあります。しかし導入コストもかかるし制作ノウハウもないので踏み出せません。 (中堅通販化粧品会社)

【A】会員情報誌はお客さまと一緒に作れる、最も手軽なブランディング



◆十分な情報を届ける

 通販化粧品会社の多くは、顧客に向けて会員情報誌を発行しています。というのも、化粧品は販売しただけではその役目を果たせず、購入されたお客さまに実際に使っていただかなければ、何の役にも立たない商品だからです。そのためには、正しい方法で、正しい量を、毎日適切なタイミングで使用していただく必要があります。つまり十分な情報提供が必要なのです。
 また、多くのブランドは多数のアイテムを販売しているため、各商品の役割や、使うタイミング、使い方、成分などを学んでいただく必要もあります。これを間違えると目的を果たさないだけではなく、肌トラブルの原因になりかねません。
 これらのさまざまな化粧品情報を正しく伝えてお客さまに理解していただくのは、化粧品販売の鉄則です。店頭販売では、アドバイザー(美容部員)がその役目を果たしています。
 通販の場合、カスタマーセンターのスタッフが電話でお伝えしたり、ウェブで回答したり、会員情報誌やパンフレットなどでお伝えしなくてはなりません。
 しかし、なかなかお客さまに正しい情報が伝わりきらないという課題があります。
 あるグループインタビューでお客さまに、商品の使い方を確認したところ、10年、20年使用しているロイヤルユーザーであるはずなのに、使い方を間違えているといったケースもありました。


◆情報はいくらでもある

(続きは、「日本流通産業新聞 1月1日号で)

<プロフィール>
 鯉渕登志子(こいぶち・としこ)氏 アパレル業界団体、カネボウファッション研究所を経て(株)フォー・レディーを設立。化粧品通販を中心に「女性のための女性による広告制作」を手掛けている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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