【強い通販化粧品会社になるために~基礎講座Q&A】◇65◇ 通販の需要はあるはずなのに、売り上げが伸びません。

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〈Q〉

 コロナ禍で通販全体の売り上げは伸びているはずですが、弊社の化粧品の売り上げは低迷しています。コロナ自粛はまだまだ続くと思います。今こそ、売り上げを伸ばすチャンスとして販促につなげたいのですが、どのようにすればいいのでしょうか。(中堅の通販化粧品会社)
[本文]
〈A〉 「お客満足」を第一にしたブランド作りを

◆店販メーカーの通販化も

 今回のコロナ危機で、巣ごもり消費が見られ、通販全体の利用者は確実に増えています。食品や在宅ワーク用の機器、学習教材などは需要の大変動が起きています。
 一方、化粧品の需要はというと、大手化粧品メーカーが在宅勤務中の女性を対象にスキンケアの意識調査を行ったところ、約9割以上の人が「忙しい中でも効果的なお手入れ方法があれば取り入れたい」と回答しているそうです。
 口紅などのメークアイテムの需要は減少しているものの、美容意識はある程度キープされているようです。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月20日号で)

〈プロフィール〉
 鯉渕登志子(こいぶち・としこ)氏 アパレル業界団体、カネボウファッション研究所を経て(株)フォー・レディーを設立。化粧品通販を中心に「女性のための女性による広告制作」を手掛けている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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