【”集客”成功のメソッド】 〈「nosh(ナッシュ)」〉販路絞りミドル女性に訴求

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 ナッシュ(本社大阪府、田中智也社長)は、糖質や塩分を控えた弁当の通販を手掛けている。35~45歳の女性がターゲットで、他社の食品通販事業者よりも顧客年齢層が若い。販路をECに絞り、訴求手段はリスティングなどウェブ広告に集中している。売り上げは順調に伸びているという。
 自社ECサイト「nosh(ナッシュ)」は、18年5月にオープンした。「生活習慣病の予防に食生活で寄与したい」という思いで開設した。現在のECサイトの登録者数は約3万人。すでに1000万食以上の販売実績がある。「太りにくい食事」を期待して購入する顧客が多いという。
 定期購入者でも、旅行などの都合に応じて、週ごとに宅配をあらかじめキャンセルすることもできる。顧客にとって続けやすいシステムを取ることで、休眠顧客になるのを防ぐという。
 少しでも安価な価格で商品を提供するため、ECサイトの制作やウェブ広告の運用は全て自社で行っている。コストを抑えるために顧客に直接販売し、卸売りも行わない。
 10食セット(税抜5680円)が最も人気だという。


【データ】 
■販売チャネル「自社サイト」
■外注先「ヤマト運輸(配送)」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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