【”集客”成功のメソッド】 〈埼玉種畜牧場・サイボク〉地ビールと共同で集客

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「COEDOビール」と「ソーセージ」のセット

「COEDOビール」と「ソーセージ」のセット

 ハムやソーセージの製造販売の埼玉種畜牧場・サイボク(本社埼玉県、笹崎静雄社長)は、観光地と共同企画した商品を販売してECサイトへの集客を強化している。
 同社は3年前から、「COEDOビール」を販売している協同商事(本社埼玉県)と商品を共同で販売している。同社の店舗やECサイトだけでなく、川越市のイベントでも「COEDOビール」をセットで販売。観光地である「小江戸」で売り出すことで、同社について知らない観光客に対し、認知拡大を行っている。
 ビールとのセットを約3000円から販売している。ECでの購入者の4割以上が新規顧客という。商品を気に入った観光客が、ECを利用しているという。
 今年度は、4月26日から6月19日の間、店舗とECを含めて前述のセットを18年度より3700個多い、5000個を販売した。6月には、アマゾンへの出店を開始し、販売チャネルを増やすことで、さらにEC事業の拡大を図るとしている。
 営業部通信販売課の山口大介チーフは「今後はSNSマーケティング、物流サービスの強化にも力を注いでいく」と話す。


【データ】 
■販売チャネル「自社サイト」「ヤフーショッピング」「楽天市場」「アマゾン」
■導入システム「NHNSAVAWAY(ECサイト構築)」
■運送外注先「ヤマト運輸」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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