【ECショッパーズファイル】File.256 〈欧米ライフグッズのEC販売〉CALGIC/テレビショッピングからEC流入

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

海外のライフスタイルグッズなどの輸入販売を行うCALGIC(本社東京都、渡辺節子社長、(電)03―3470―8898)は、03年6月の会社設立以来、ECサイト「CALGIC(カルジック)」=写真=を展開している。
 同社は、「QVCジャパン」が行うテレビショッピングをメーン事業としており、顧客の6割以上が50代の主婦だ。テレビショッピングを見た消費者が、ECに流入し、商品を購入するケースも少なくないという。ECサイトでは、テレビショッピングの放送前に、商品ページを開設する。テレビショッピング放送中に反響が強かったセールスポイントなどを、すぐにECサイトに反映させる取組みも行っているという。
 同社では主に、特許や実用新案を受けた商品を取り扱い、他社との差別化を図っている。特に、実用新案を取得した、着る毛布「スランケット」の売り上げが好調だという。販売のピークを迎える、10月からの5カ月で、1億円ほどを売り上げたという。
 海外メーカーとは、日本での独占販売契約を結んでおり、短期的に売れ行きがよくない商品についても、ヒットするまでマーケティングを重ねるようにしている。ブランドとの信頼関係を構築することが、日本での長期独占契約の獲得に役立っているという。


〈ショップ データ〉
(1)運営会社「株式会社CALGIC」(2)出店先「自社サイト」「アマゾン」「楽天市場」(3)導入システム「マイティ通信販売」(4)販売委託先「ヤマト運輸」(5)EC担当者「1人」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

ECショッパーズファイル 連載記事
List

Page Topへ