【売上アップしました】小学館/5年で通販売上倍増

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 小学館(本社東京都、相賀昌宏社長)は01年に通販事業を本格的に開始した。雑誌『DIME』『BE―PAL(ビーパル)』『サライ』などと連動した通販事業「大人の逸品」が順調に推移している。
 趣味用品などを販売するECサイト「大人の逸品」は07年に開設。
 ユーザーの87%が男性で、平均年齢は57歳。現在のサイト会員数は約11万人となっている。仕入れ商品のほか、他社と共同企画したオリジナル商品を多数取り扱う。掲載商品数約3000品目のうち、オリジナル商品数の比率は全体の約15%を占める。
 16年2月期における「大人の逸品」の売り上げは前期からほぼ横ばいの15億円だったが、「ここ5~6年間で売り上げは倍増した」(廣田晋室長、Webメディア・通販事業室)と言う。そのうち、EC売り上げは約6億円で、増加傾向にある。
 取り扱う媒体を増やすことで新規顧客の獲得を進めている。今年に入り、雑誌『和楽』『メンズプレシャス』でも通販ページを設け、ECへの流入を促している。
 ECサイトへの集客には、年6回のペースで発送しているダイレクトメールも活用している。優良顧客に絞り、1回当たり約15万通を送っている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」12月22日・29日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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