【EC売上高アップしました】ランドマーク/商品ジャンル、サイトの拡充が奏功

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 作業用、イベント用などユニフォームを製造販売するランドマーク(本社東京都、石井和雄社長)は11年以降、EC売り上げが急速に伸びている。商品ジャンルの拡充、サイトの作り込みが成長の要因となっているようだ。
 11年3月期のEC売り上げは5億6000万円。その後2桁成長を続けており、16年3月期のEC売り上げは前期比20・3%増の15億4000万円になっている。
 00年にECサイト「ユニフォームタウン」を開設。法人顧客が大半を占めている。当初は外回り営業も行っていたが、「外回りは時間がかかり、注文を取るのが厳しくなってきた。04年から販路をECに一本化する方針に転換した」(石井達也取締役)と言う。
 商品に幅を持たせることで顧客の選択肢を広げた。現在、約6万品目を販売しており、クロスセルも多い。「顧客はさまざまな商品を求めている。複数の企業で購入するより、ここでまとめて買った方が便利」(同)という点をアピールし、アクセス数の向上につなげている。お薦め商品を販促することでCVRも伸びている。
 サイトの作り込みも成長の要因だ。商品の素材や特徴が分かりやすいように動画や写真を多用しているほか、用途別に検索できるようにしている。例えばポロシャツでは、「職種、デザイン、ドライ、ボタンダウン、色などで絞り込める」(同)ようにした。

(続きは日本ネット経済新聞5月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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