【スマホ転換率 アップしました】〈オーガランド〉/スマホ商品ページ充実させ転換率8%増

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「snapp」で作成した「帽 BOW」のスマホ商品ページ

サプリメントなどを販売するオーガランド(本社鹿児島県、小笠原淳社長)は、商材ごとにさまざまなサイトを設け、多店舗展開を行っている。帽子や革製品などを楽天市場で販売する「帽 BOW」は、スマートフォン(スマホ)の商品ページの見せ方を充実させ、転換率が約8%向上した。
 オーガランドは楽天、ヤフー店舗向けの販促ツール「ogaRia(オガリア)」を提供しており、モールでの売り上げ向上に貢献するシステムの開発に積極的に取り組んでいる。
 スマホの売り上げアップには、スマホの商品ページをPCのようにリッチに見せることが重要と考えた。楽天市場の店舗管理システム「RMS」の仕様では、PCサイトの情報をそのままスマホ用に移すことができず、情報が少なくなりがちだ。スマホでは商品画像も3枚までしか掲載できない。
 オーガランドは、PCの商品ページを最上部から最下部まで抽出。スマホのサイズに合った1枚の画像にしてスマホで表示するテストを、「帽 BOW」で実施した。
 広告を出稿していた商品では転換率が7・26%から15・21%に向上。この結果を受け、PCの商品ページから自動的にリッチなスマホの商品ページが作成できるサービス「snapp(スナップ)」として、4月1日から外販を開始した。
 アパレルECの「帽 BOW」のほか、食品ECサイトなど画像が重要になる店舗では特に高い結果が出たが、オーガランドが展開している化粧品店、雑貨店でも軒並み導入前より転換率がアップした。
 「帽 BOW」は4年前に開設し、年々スマホ比率が高くなっている。オーガランドの展開するほかの店舗もPCとスマホの比率が半々になっている店舗がほとんどで、半数以上がスマホという店舗も出始めた。
 「空いた時間にスマホで商品を探して、家でPCから買う人もいるが、最近はスマホからそのまま買ってもらうことが大事になっている」(オーガランド・ogaRiaチーム中村茉実ディレクター)と話す。
 スマホのユーザーは商品を検索して流入するため、店舗のトップページではなくいきなり商品ページを閲覧する人が多いという。このため、商品ページの見せ方を充実させることが重要だと訴えている。
 「スナップ」は最大2カ月間の無料トライアルと、月額980円(税別)で無制限で使用できるプロ会員版を提供している。有料版と無料版を合わせ、4月下旬時点ですでに300店舗が導入している。


〈企業データ〉
 出店先「楽天」
 配送委託先「ヤマト運輸」
 導入システム「snap」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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