【受注 アップしました】〈デリバリーワイン〉/メール配信導入でスマホ注文が増加

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デリバリーワインのメール画面

 ワインのネット通販を手掛けるデリバリーワイン(本社東京都、酒井浩社長)は14年2月に、メール配信システムの「コンビーズメールプラス」を導入したところ、スマートフォンからの注文が増えているという。
 00年にECサイトを立ち上げた。実店舗はなく、現在もネット専業で事業展開している。事業開始当時は、ECサイトを構築するパッケージシステムが少なかったこともあり、全て自社で開発したという。ネットでワインを販売する企業もまだ少なく、先駆者的な存在だった。
 計1000種類のワインを販売している。「自分で購入して飲みたいワイン」をコンセプトに、酒井社長をはじめ、ワインに精通するスタッフ3人が厳選したヴィンテージワインを中心に輸入している。販売する前に、必ずスタッフが試飲を行う。自社内で保管できない商品は外部の倉庫で管理し、多様なニーズに応えているという。
 コンビーズメールプラスは注文が増えてきたスマートフォンに対応するために導入した。導入前は、アウトルックなどのメールソフトから配信していたものの、ユーザーに確実に届いているのかが分からないという課題があった。
 コンビーズメールプラスを導入したことにより「安価で確実にHTMLメールが配信できるようになった。携帯キャリアに安定的に配信できる点も優れている」とそのメリットを評価する。
 月間の売り上げは非公表だが、メール配信からの転換率は2割を占めるようになった。月間で数百件の注文があるという。
 取扱商品は安いもので2000~3000円。しかし、ヴィンテージワインの人気が高く、平均顧客単価は3万円となっている。リピート購入は4割となっており、メール配信システムを導入して以降、日々向上しているという。
 ユニークなのが、商品を購入していないユーザーもサイト上でメール会員登録できる点だ。こうした会員に週3回の配信で購入を促す「キュレーション」を取り入れている。新たに仕入れたワインの情報やお勧めする理由を細かくユーザー目線で掲載。輸入元のバイヤーのコメントも載せるなどコンテンツを充実させている。
 季節ごとの料理に合わせたワインの提案やリアルイベントも行う。会員には、試飲会の案内なども定期的に送っているという。


〈企業データ〉
 出店先 自社サイトのみ
 配送委託先 「ヤマト運輸」
 導入システム 「自社」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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