【Eコマース業界地図 「ECサイト構築サービス編」〈カートASP〉】 〈CASESTUDY〉プレステージシューズ/運営委託でEC売上拡大/高品質な画像や顧客対応が奏功

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プレステージシューズ・竹下克司マネージャー(写真左)とGMOメイクショップ・高橋浩司氏

プレステージシューズ・竹下克司マネージャー(写真左)とGMOメイクショップ・高橋浩司氏

 靴の輸入販売店「Trading Post(トレーディングポスト)」を展開するプレステージシューズ(本社東京都、武井秀喜社長)は、GMOメイクショップ(本社東京都、向畑憲良社長)にECサイトの運営を任せることで、EC売上高を伸ばしている。高品質な商品画像の作成や、きめ細やかな顧客対応により、ネットでの顧客獲得が進んでいる。
 GMOメイクショップではECサイトの構築から集客、ささげ(撮影、採寸、原稿)、商品登録、物流、顧客対応まで一括して引き受けている。
 「既存のリアル店舗がある中、EC事業をスムーズに立ち上げるため、ノウハウを持ったパートナーを探した。商品情報の充実したECサイトがあるおかげで、サイトがカタログ代わりとなり、リアル店舗への集客も後押ししている」(プレステージシューズ・竹下克司マネージャー)と話す。
 プレステージシューズの取り扱う品質の高い靴を販売するため、商品情報の作成や顧客対応に注力している。
 「商品ページのクオリティーに気を付けている。高級感を演出する商品写真や、商品仕様の説明にボリュームを出すことで、商品や店舗のサービス品質を損なわないようにしている。SEO対策に注力しており、集客面でも順調な成果が出ている」(GMOメイクショップEC運用受託部・高橋浩司氏)と話す。
 商材が靴ということもあり、サイズに関する問い合わせが多いという。電話やメールで問い合わせに細かく対応したり、サイズ交換に応じたりすることでリアル店舗同様のサービスを心掛けている。
 サイト上でもブランドの情報や木型の違いによるサイズ感など詳細な情報を掲載。サイズガイドではサイズの計測方法や国ごとに異なるサイズ表記を解説している。
 プレステージシューズは昨年9月、「ホワイトレーベル」というブランドを立ち上げた。「ECサイトでも新ブランドの情報発信を強化し、認知度を高めていきたい」(GMOメイクショップ・高橋氏)と話す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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