【Eコマース業界地図 「ECサイト構築サービス編」〈カートASP〉】 フューチャーショップ〈「FutureShop2」〉/効果的なデバイス対応/スマホ・PCで最適な導線

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 フューチャーショップ(本社大阪府、星野裕子社長)が提供するEC構築支援プラットフォーム「FutureShop2(フューチャーショップツー)」は、効果的なデバイス対応で導入企業の売り上げ拡大を支援している。スマホとパソコン(PC)で異なる最適な購買導線を実現している。
 「FutureShop2」の17年における全店舗の流通総額は前年比17.1%増の968億円だった。店舗当たりの平均流通総額は5743万円と他のカートASPより高い水準。LINE連携や多様な決済対応など、導入店舗に役立つ機能で先行している。
 デバイス対応も同社の強みの一つ。スマホで見やすく買いやすいページ構成を採用しているのはもちろん、いまだ少なくないPCユーザー向けの利便性も踏まえたサービスを提供している。
 「モバイルファーストインデックスとレスポンシブ対応を混同されている事業者が多く、また誤解を生みやすいコンテンツが多く拡散されている。スマホとPCでは消費者の購買行動が異なるため、ECサイトはそれぞれの導線を踏まえた最適化が必要。しかし、スマホ受注が大半を占める事業者にとってはレスポンシブ対応も必要になるため、『FutureShop2』でもレスポンシブデザインが可能なテンプレートを用意する予定」(事業戦略部・安原貴之部長)と話す。
 フューチャーショップはデザインの最適化にとどまらず、離脱ユーザー向けの販促ツール「FutureCartRecovery(フューチャーカートリカバリー)」も提供している。カゴに商品を入れたユーザーに会員であればメールで購入を促したり、非会員には広告でリマインドすることが可能だ。本当に成果を生む機能開発が導入店舗からも好評だという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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