【Eコマース業界地図 「ECサイト構築サービス編」特集〈クラウド(カスタマイズなし)〉】 ロックウェーブ〈「aishipR」〉/スマホに強いカート/中堅・大手企業の導入加速

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

岩波裕之社長

 ロックウェーブ(本社滋賀県、岩波裕之社長)が提供するカートASP「aishipR(アイシップアール)」は、スマホECに強いカートとして導入が加速している。スマホECの最適な仕組みを目指し、レスポンシブ(デバイスによって表示を最適化する)やオートスケーリング機能を用意。システムのカスタマイズにも対応しており、中堅・大手企業など導入社数は1000社を突破した。
 パソコン(PC)やスマホなどの端末に合わせて表示を自動で最適化する、レスポンシブに対応していることで、グーグルが推進する「モバイルファーストインデックス(スマホサイトをSEO評価の基準とする施策)」においても優位性を発揮している。
 「13年に『aishipR』をリリースするときからモバイル中心のECを見据えて基盤から開発した。その点が他のカートとは異なっている。リリース後もモバイルECで成果を出すための機能を強化し続けている」(岩波社長)と話す。
 1ページで購入を完了できるワンページカートもスマホECの最適解を目指した機能だ。画面遷移なく簡単に購入手続きを完了できるため、大幅な転換率向上が期待できる。
 17年6月にサーバー環境をAWS(アマゾンウェブサービス)に移行し、常時CDNサービスや専用サーバープラン、オートスケールーリング機能を提供している。これらのサービスもスマホECにおいて高いパフォーマンスを維持するための取り組みだ。
 「LINE配信でキャンペーンを配信したり、テレビで商品が取り上げられたりすることで、スマホサイトにアクセスが集中することがある。先日もある会社がテレビに取り上げられたことで、サイトに300万人のユーザーが一斉にアクセスした。オートスケーリング機能を採用していたため、自動的にサーバーを拡張し、ダウンせずに注文を受け続けることができた。結果、受注件数は1時間で1万件を超えた」(同)と話す。
 「aishipR」はASPでありながら、システムのカスタマイズに対応している。中堅・大手企業の場合、基幹システムとの連携や独自のサービスに対応したシステム設計などが求められる。そういった要望にはカスタマイズで柔軟に対応している。
 宅配レンタルやサブスクリプションといったトレンドのサービスにも、対応できる機能を備えている点も好評だ。

関連リンク・サイト

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Eコマース業界地図 「ECサイト構築サービス編」 特集記事
List

Page Topへ