【注目のスタートアップ企業】 〈Sparty〉/パーソナライズシャンプーが好調

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深山陽介CEO(写真右)と横塚まよCMO

 Sparty(スパーティー、本社東京都、深山陽介CEO)が5月に発売したパーソナライズシャンプー「MEDULLA(メデュラ)」が好調だ。「オンラインで顧客の声に応じてシャンプーを製造・販売するのは日本初」(深山CEO)と話す。10月中旬に定期会員が5000人を突破。1カ月分(2本分)で6800円と市販のシャンプーよりも高価だが、離脱率は極めて低いという。
 「メデュラ」は1万種類以上あり、選ぶのが難しいシャンプーの課題に応える商品。購入者はブランドサイトで「髪の長さは?」「頭皮の状態は?」「くせレベルは?」「あなたのなりたい髪は?」などの七つの質問に答えるだけで、100以上の処方からカスタマイズされた商品が届く。商品には購入者の名前がボトルやタグにプリントされ、処方箋も入っている。もし気に入らなければ14日間は全額返金保証サービスも提供している。
 「診断して最適なものを提案する当社のサービスはリアルのサロンと相性がいい。初めて利用するお客さまには美容院で無料体験できるサービスも提供している」(同)と話す。
 リアルでの無料体験サービスは提供しているが、オーダーメード型のサービスであるためサンプル品を配布したり、本商品を無料配布したりはしていない。使用感を高めるため成分にこだわり、顧客ごとに一つ一つ生産するため、原価が高くなるという。
 「商品の品質はコアな部分なのでブレずにこだわっていきたい。まずは話題性などもあり、多くのお客さまに利用していただくことができた」(同)と話す。
 購入者はマイページで商品の感想をフィードバックしたり、担当スタイリストからのアドバイスをもらったりできる。マイページの情報を基に、次回はより購入者の要望に合った処方のシャンプーが届く仕組みだ。
 「まずは初年度(19年6月期)に5億円の売り上げを目指している。今後はギフトアイテムやヘアケアの関連商品を開発したい。さらにパーソナライズコスメ企業としてシャンプー以外にも横展開していきたい」(同)と意気込む。
 次のブランドでは女性のデリケートゾーン向けのケアアイテムの開発を検討している。


〈データ〉
(1)販売チャネル「自社サイト」(2)導入システム「自社開発(EC―CUBEベース)」(3)外注先「─」

100以上の処方から最適なシャンプーを製造

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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