【コールセンター】<注目企業>ベルウェール渋谷/契約実績1.8万社超/自社システム外販も本格化

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平野宏社長

平野宏社長

 ベルウェール渋谷(本社東京都、平野宏社長、(電)03―3780―3121)は、創業43年で培った信頼力と品質を強みにクライアント社数を拡大している。近年はチャットなどのウェブ接客にも力を入れており、受注件数を伸ばしている。
 クライアントの要望を満たす柔軟性や、顧客満足度の向上につながるオペレーションの品質を追求してきた。売り上げの多くを占めるのが通販サポート業務。健康食品や化粧品など、大手から中堅まで幅広いクライアントを抱えている。
 「創業43年で、契約実績は1万8000社以上。クライアントに支持される大きな要因であり、採用面でも有利に働いている」(平野社長)と言う。
 品質追求の一環として「プライバシーマーク」、品質のマネジメントシステム「ISO 9001」、情報セキュリティーマネジメントシステム「ISO 27001」を長年にわたり維持している。
 12年からSNSへの対応を強化。チャット関連の案件が増加しており、「この1年間で10案件ほど新規で受託している」(同)。
 昨秋から、自社開発のハイブリッド型クラウドCTIシステム「CTI―EO40」の外販も進めている。大量の回線とコールを複数拠点で共有でき、一元管理を可能にした。
 「価格面と使いやすさが魅力。カスタマイズにも対応できる。見込みも含め、現在までに10社ほどで導入されている」(同)
 価格の目安は、100席規模で約1800万円。特にインハウス型コールセンターを持つ企業で導入が進んでいる。
 インバウンド業務を主体とするが、アウトバウンド業務にも力を注ぐ。18年6月期のグループ連結売上高は、前期比13.0%増の38億9200万円を計画している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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