【通販・訪販向け決済 〈通販・EC〉】 GMOペイメントサービス〈BtoB向け 後払い決済「GMO掛け払い」〉/企業間取引の請求業務を効率化/回収業務の負担を大幅軽減(2021年8月19日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 GMOペイメントゲートウェイ(GMO―PG)の連結子会社、GMOペイメントサービス(本社東京都、向井克成社長、(電)03―3464―2392)は20年11月から、オンライン(EC)・オフライン(対面)を問わずに、BtoB取引を行う企業向けの後払い決済サービス「GMO掛け払い」を開始した。BtoB領域に事業を拡大している。
 決められた期日までに代金を支払う「掛け払い」が多いBtoB取引で、売り手である導入企業の請求関連業務を代行するサービス。売り手の業務負担を軽減し、審査を通過し正常に完了した取引であれば、買い手企業の支払い状況に関わらず、同社が所定日に売上金を入金する。
 リアルタイムの与信審査を実装しているため、取引先を待たせることなく、スムーズな決済で離脱を防ぐほか、所定日よりも早く入金するなどさまざまなオプションサービスを用意している。例えば、建設業界など着工から入金までの期間が長くなる業界では、入金までのスピードを早めても、支払う方は従来の取引で対応が可能となる。業種・業態を問わず、企業が抱える負担を引き受けることで生産性の向上を支援している。
 「掛け払い」サービスでは後発となるため、他社のサービスで提供していることは全て対応している。GMOグループの開発力を強みに、さまざまなオプションを増やすことで、加盟店の要望に素早く対応できる点を強みにしている。
 営業面では、親会社のGMO―PGのリソースも活用。業種・業態によってセクションが分かれており、より専門性の高い社員が対応して業界ごとの課題を引き出すことができる。最初から全ての機能を使うのではなく、加盟店のニーズに応じた対応が可能だ。
 すでにBtoBプラットフォームへサービスを広げているほか、今後は、物販以外の領域にも進出し需要を取り込んでいく。

関連リンク・サイト

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

通販・訪販向け決済 特集記事
List

Page Topへ