【通販・訪販向け決済〈通販・EC〉】 GMOペイメントゲートウェイ〈通販・EC向け決済代行サービス〉/EC加盟店のサポートを充実/格付け会社が最高評価

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谷中亮部長

谷中亮部長

 GMOペイメントゲートウェイは、EC向け 総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」を展開している。BtoC―EC向けのサービスは、大手の通販・EC企業が採用。中小ECはグループ会社のGMOイプシロン(本社東京都)が担う。
 100人を超える営業社員を配置しており、1社につき2~3人が担当につく企業もあり、手厚いフォローが強みだ。日常的な営業活動の中で、企業の課題を解決するためのツールを日々開発。顧客からの要望は「機能改善リスト」化し、定期的に社内ミーティングを実施することで解決につなげる。
 その一環として5月に導入した「Amazon Pay」は、決済手段ごとの売上金はGMO―PGが取りまとめて一括入金するため、入出金管理の手間も省けるメリットがある。そのほか、エポスカードのオンライン決済サービス「エポスかんたん決済」を追加して決済手段の充実を図っている。
 導入先の通販企業では、決済手段の充実がサイトからの離脱防止につながっているという。ある調査では、サイトから離脱する要因として、希望する決済手段の有無が上位となっていた。EC企業に対して決済手段の充実を提案することで業績アップの支援にもつなげる考えだ。
 BtoB―EC(卸売りECサイト)対応にも力を注ぐ。ラクーンフィナンシャルと共同で、早期資金化サービス「Paid早期払い」の提供を開始。来年1月には、インフォマートの請求書電子化サービス「BtoBプラットフォーム請求書」を利用する事業者に対し、請求書をワンクリックで資金化できる「電子請求書早払い」の提供を開始する。
 キャッシュレスのスマホ決済については、バックエンド機能の提供を求めるニーズが増えており、GMO―PGは○○Payの約6割程度(GMO―PG調べ)に何らかの形で関わりがあるという。イノベーション・パートナーズ本部・戦略事業統括部・イノベーション戦略部・谷中亮部長は「顧客基盤を持つ小売や事業者から『○○Pay』のようなニーズがあれば積極的に対応していきたい」と話している。

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