【通販・訪販向け決済〈通販・EC〉】 〈インタビュー「決済代行企業対談」〉SBペイメントサービス 営業本部営業2部2課 都築美風氏、Shopify Japan パートナーシップ兼事業開発部長 徳満泰彰氏/Shopify導入企業に豊富な決済手段を

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都築美風氏

 決済代行のSBペイメントサービス(SBPS、本社東京都、榛葉淳社長)はこのほど、カナダ発のEC構築システム「Shopify(ショッピファイ)」と、オンライン決済サービスの連携を開始した。「ショッピファイ」は19年ごろから、別のEC構築システムを利用するEC企業の乗り換えなどによってユーザー数が急激に増加している。SBPSと連携することで、急増するユーザーに豊富な決済手段を提供するのが目的だ。SBPS営業本部の都築美風氏と、Shopify Japanの徳満泰彰パートナーシップ兼事業開発部長に、サービス連携で得られる「ショッピファイ」ユーザーのメリットについて聞いた。

 ─サービス連携の目的は。
 徳満 「ショッピファイ」を導入してECサイトを構築するユーザーに、多様な決済手段を提供するためだ。
 「ショッピファイ」は、別のECサイト構築システムから乗り換えて導入する企業が多い。その中には、「SBPSのオンライン決済サービスをそのまま利用しながら『ショッピファイ』を利用したい」という企業も少なくない。それが連携の理由の一つだ。
 SBPSは、加盟店企業への営業力が非常に強い。当社の「ショッピファイ」の案内もしてくれている。それも連携の目的の一つだ。
 「ショッピファイ」は、本国カナダをはじめ、世界中で展開するサービスだが、直接の営業活動は一切行っていない。SBPSとのパートナーシップは、日本国内で急速に成長する「ショッピファイ」にとって、大きな強みとなるだろう。
 ─なぜ「ショッピファイ」は急速にユーザー数が増えているのか。
 徳満 19年以来、他社からの乗り換えたり、新たにECを始めたりする企業が増えており、それに合わせてユーザー数も急速に増加している。
 「ショッピファイ」は単なるECサイト構築システムではなく、「マルチチャネルコマースプラットフォーム」と呼んでいる。自社ECサイトだけでなく、楽天市場や、フェイスブック・インスタグラムなどのSNSで、商品を販売する機能を備えている。「Shopify POS」を利用して、店頭などのオフラインで商品を販売する機能もある。グーグルなどのデジタル広告の配信や効果測定を、「ショッピファイ」上で一元的に管理することもできる。
 こうした、多様なECの仕組みに対応できる点も、ユーザー数が増加する要因になっている。月額利用料が29ドル(約3100円)と、安価にスタートできる点も、ユーザー数の増加の後押しをしている。
 ─「ショッピファイ」ユーザーにとって、SBPSとの連携のメリットは。
 都築 「ショッピファイ」ユーザーにとって最大のメリットは、入金の業務を一元化できることだ。自社で複数の決済手段についてそれぞれ契約を結んでいると、各決済機関からの入金サイクルが異なるため、導入企業の精算業務が煩雑になる。SBPSを通じて決済手段を導入すれば、決済方法を増やしつつ、業務増加のリスクを回避できる。
 SBPSの年間の取扱高は、約3兆円に及び、年間の決済金額が大きい大手の加盟店も数多く抱えている。国際カードブランドのライセンスも保有しており、大手の「ショッピファイ」導入企業に対しても、決済料率などの面で柔軟に対応できる。
 徳満 現在は、「ショッピファイ」ユーザーがSBPSを通じて導入できる決済手段は、クレジットカード決済と、「楽天ペイ(オンライン決済)」の2種類だ。今後も、SBPSと協議しつつ、ユーザーにとってニーズの高いさまざまな決済手段の拡充を進める計画だ。
 日本のECにおける決済手段は過渡期だと考えている。「ショッピファイ」導入企業が自由にカスタマイズできるよう、豊富な決済手段を提供していく。

徳満泰彰氏

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