【インフォマーシャル〈出稿量データから見る商品戦略〉】第11回 インフォマーシャル業界の2020年を振り返る

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 1日に何千分、何万分と流されるインフォマーシャル。よく見る商品もあれば、たまに目新しい商品も登場する。しかし、どんな商品も放送回数や放送分数、放送時期などをじっくり調べてみると、売れる理由や各社の戦略・努力が見えてくる。今回は、2020年のインフォマーシャル全体の動きを振り返り、その好調ぶりをデータで確認してみた。

■放送分数は5%アップ

 新型コロナウイルス感染症に大きく振り回された2020年は、多くの業界がダメージを受けた。その一方で好調な業績を上げた業界もあり、インフォマーシャル業界もその一つに挙げられるだろう。
 昨年1年間のインフォマーシャル全体の放送分数をグラフにしたものが下の通り。調査対象とした放送局は、9エリアの地上波放送局に加え、関東・関西エリアの独立UHF局、BS、さらに専門局のQVC、GSTV、ショップチャンネルも含めた、いわゆる無料放送の合計55局だ。

(続きは、「日本流通産業新聞」」2月11日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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