【次代を担う企業の「EC戦略」】第16回〈CaSy(下)〉 働き方改革進む中、増していく存在感

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 2014年に創業された「家事代行業」のCaSy(カジー)は、着実にその実績を積み重ねている。現時点でサービスの累計登録者数は約11万人。代行に携わったサービスの提供者(キャスト)は1000人を超えている。前回「上」でも記したが、掃除代行に始まったサービスはいま、「料理代行」「ハウスクリーニング」「整理収納」と範囲を広げている。新型コロナウイルス禍に対応すべく生まれた「除菌清掃プラン」。CaSyジャーナル(家事・育児のウェブメディア)の提供も始めている。
 実績の積み上げは、提供エリアの広がりにもつながっている。目下、宮城県・東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県の1都2府6県を展開エリアとしている。
 前記の通り、サービスの提供料の「割安さ」が一方の武器だが、加茂代表は、「お客さまとキャスト双方に安心・安全を提供すること。お客さまとキャスト双方の手間をなくすことが肝心」と強調している。具体的にそのためにカジーでは、どんな策がとられているのか。広報担当者は、こんな風にかみ砕いてくれた。

(続きは、「日本ネット経済新聞」2月11日号で)

【著者プロフィール】
千葉明(ちば・あきら)氏
 1949年群馬県生まれ。明治大学政経学部卒業後、1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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