【次代を担う企業の「EC戦略」】第3回〈イングリウッド (上)〉 15期連続の増収増益、「上場を視野に」

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 イングリウッドは2005年、現CEOの黒川隆介社長により設立された。以来、19年8月期決算まで15期連続して増収増益を続けている。
 黒川氏は「上場を視野に入れた動きに入っている」と公にしている。
 創業の原点は、実は米国にあった。大学卒業直後に渡米した。「ファッション、身に着けるものに関心があった。本場でそれを体験し、関連での起業を意識していた」という。
 ちなみに社名のイングリウッドは、渡米時に降り立ったカリフォルニアの町の名称。約2年の米国生活の中でイングリウッドの第一ステージとなる「スニークオンラインショップ」の開設を決めた。一口で言うと、世界的なスポーツ関連商品メーカーであるナイキやアディダスなどのスニーカーの輸入卸・Eコマースの展開だった。
 現地で買えば一足8000円から9000円。それが日本では2万~3万円で売買される。そこに着目したのである。

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月9日号で)

【著者プロフィール】
千葉明(ちば・あきら)氏
 1949年群馬県生まれ。明治大学政経学部卒業後、1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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