2021年EC市場展望
- 2021/01/21
- 日本ネット経済新聞
- 2021年EC市場展望
ECモール対策

日本ECサービス
楽天出店者向け会員制サポートサービス「ECマスターズクラブ」を展開する日本ECサービス(本社東京都)の清水将平社長は、モールの急速な動きを注視している。特に自社ECとモールの連携や、ヤフーの親会社とLINEの経営統合などに注目している。
20年は楽天市場の送料無料ライン導入に伴い、「楽天ユニオン」や「楽天市場出店者 友の会」などが誕生した。新型コロナウイルス感染症の拡大により、衛生マスクや消毒液などの高額転売が問題視され、大手モールなどが政府から注目された1年だった。
従来までの不正な出店者の販売が確認できたら、取り締まるという事後の対策から、事前に法に触れる商材の情報などが積極的に告知されるようになり、ヤフーショッピングは審査基準を開示し、出店基準を明確にする動きもあった。モール出店者を支援している弊社としても、サポートしやすい環境に変化してきたと感じている。
コロナ禍によりネット通販の利用率は高まり、自社ECサイトを開設する事業者も増えた。ヤフーはグループ会社のバリューコマースを通じて、出店者向けに自社ECサイトを構築し、ヤフーショッピングと商品・在庫が連携できるショップリープの提供を開始した。
楽天はShopify(ショッピファイ)と提携し、Shopify利用店舗が専用アプリを導入し、楽天市場で販売できる取り組みを開始した。モールと自社ECを連携した取り組みも始まっている。
21年もコロナ禍が続く限り、EC市場全体は拡大していく。ただ、本業の落ち込みをECでカバーできるのか、自社ECの売り上げを伸ばすことができるのかなど、ショップにとっては苦労が多く、変化を強いられる1年になりそうだ。
ヤフーはギグパートナーという取り組みで、副業人材のアイデアの取り込みを図っている。私も104人のギグパートナーに選ばれ、助言する機会があった。ヤフーとLINEが経営統合した後、ECモールとLINEをどう連携していくのかは気になるところだ。PayPayとLINEペイは、どう共存していくのかにも注目していきたい。
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事業者に聞く!(2021年の事業戦略)

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