2022年 有力EC事業者・有識者が市場を予測
- 2022/01/13
- 日本ネット経済新聞
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有識者に聞く!【2022年 EC市場展望】〈越境EC〉

フューチャー
中国越境ECへの進出を一貫支援しているフューチャー(本社東京都)の小柳みゆ社長は、「22年は、急成長する動画プラットフォームへの早期進出、SNSの活用を推奨している」と言う。「激変する中国の現地事情を的確に把握した上で、素早い対応で、適切な進出先の見極めを行うことが重要」と話す。
中国EC進出を検討する企業からは、「W11(独身の日)のような中国ECの大型ショッピングイベントに参戦したい」という問い合わせが寄せられることが多い。中国ECでは、11月11日のW11以外に、3月8日の「女王節」、6月18日の「618」、12月12日の「W12」など、1年中何らかのイベントが開催されている。当社でもイベントに参戦し支援を行っている。
ただ、現在中国の大手ECプラットフォームはレッドオーシャン化しているため、進出には注意が必要だ。今年も競争が激化するだろう。まずは既存店舗に出品しテストマーケティングを行うところからスタートすることを推奨している。
今年は動画プラットフォームの展開がさらに過熱していくだろう。中国版TikTok(ティックトック)である「抖音(ドウイン)」を筆頭に、香港市場上場企業が運営する「快手(クワイショウ)」なども急伸している。かつてのECプラットフォームと同様、成熟前の成長期に参入することで商機を得られると考えている。
商品の魅力や物語を消費者に伝える接点を増やすため、中国の主要SNSの活用も欠かせないだろう。
中国ECのトレンドやルールは、凄まじいスピードで変化している。近年中国では、IT企業の規制強化に注目が集まっている。一連の規制強化によって、これからは、ネット上での「個人情報保護」の取り扱いの基準などが、日本に近付いていくと見ている。国内企業が規制を過度に恐れる必要はないが、都度臨機応変に対応していくことが重要だろう。
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