【ネットショップ 「売れる」デザイン・演出テクニック】文字組で表現するインパクトデザイン

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昨今、パララックスエフェクトや動画を組み込んだ動きのあるコンテンツを用いるケースが増えていますが、「伝える」という観点において考慮すべきは「文字の可読性」です。
 デザイン性に富んだページが増える中、今一度ウェブデザインにおける文字の組み方に注力しましょう。
■ツメの甘さが招く誤解
 ウェブデザインでは、テキストで書かれた文字と見出し画像などに書かれた文字が存在します。
 例えばテキスト文字の場合は文字間の調整が難しいですが、見出し画像などはベタ組みよりもきちんと文字詰めをすることで格段に見栄えがよくなります。
 しかし、文字の扱いに対しては、意識するデザイナーとそこまで意識しないデザイナーで二極化しています。
 そもそも文字詰めをすることは、デザイン的な美しさということもありますが、最も重要なことは「読み手への配慮」です。
 ぱっと見た印象ですと文字のベタ組みでも十分可読性はあります。しかし、プロが見ればそれは一目瞭然であり、消費者へのコピー通達力に差が出ます。
 一生懸命細部にまでこだわったデザインも、文字組みがされていないツメの甘さが垣間見えた途端、大味になってしまいます。
 だからこそ、文字組みをしっかり行っていると全体のデザインに溶け込み、美しさを生み出し、消費者の認知向上、滞在時間の確保、クリック誘導につながります。

(続きは日本ネット経済新聞 10月22日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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