【ネットショップ 「売れる」デザイン・演出テクニック】連載128 変化する消費者ニーズとECの在り方(2022年1月19日号)

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 コロナ禍となってから3回目の新年を迎えました。
 当初はマスク着用に違和感を覚えつつ、出社や外出を自粛したりしていました。3回目ともなると、一種の慣れとともに、制限を逆手に取って楽しむ術を見いだしたともいえます。
 今回は、コロナ禍になって変わりゆく消費者意識とともに、ECの在り方を考えます。


■マスクは「着ける」から「見せる」にシフト

 コロナ禍の生活必需品であるマスクですが、3年前にさかのぼると、商品が品薄で入手困難となったこともありました。ドラッグストアには長蛇の列ができたほどでした。
 感染症対策には、不織布を使用したマスクが推奨されていますが、不織布カラーマスクの登場により、ファッション性も意識されるようになりました。
 マスクの形状はプリーツ構造のものが主流でしたが、細かなサイズ展開はありませんでした。顔の輪郭に沿った形状で呼吸がしやすい立体的なものや、女性向けのサイズのものなどが登場しました。
 マスクは男女問わず、さまざまな世代が着用します。特に、女性はメークの上にマスクを着けるため、化粧崩れに敏感です。
 大手化粧品メーカーからは、マスクに付着しにくい、口紅やファンデーションが登場しました。ファッション誌や美容誌では、マスクを着けても化粧崩れしにくいパウダーが特集されるなど、時世を反映した商品が続々と登場し、需要を拡大しています。
 マスクの着用は、感染症対策という実用的な要素が占めていましたが、マスクに付随する選択肢が増えたことで、「せっかく着けるなら顔色を明るく見せたい」「小顔に見せたい」など、プラスアルファの要素が求められるようになりました。
 消費者ニーズに応えるべく、さまざまな色や形状のマスクが登場しました。ECでも、パーソナルカラーや顔の輪郭、コーディネートを意識した商品提案が行われています。
 これほど長期間マスクを着用することになるとは誰も予測していませんでしたが、プラスアルファのニーズを見越した訴求が、消費者のマスク浸透度を加速させたともいえるでしょう。


■外出時は「並ぶ」より「予約」

(続きは、「日本ネット経済新聞」1月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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